2018年の世界の温室効果ガス排出量は過去最高[報道より]
2019.11.27レポート
国連環境計画(UNEP)は11月26日、地球温暖化に関する年次報告書を公表しました。
●2018年の世界の温室効果ガス排出量は553億トン(CO2換算)と、前年に続き過去最高を更新。
●今のペースで排出が続けば、今世紀末の気温が産業革命前と比べ最大3.9℃上昇し、「破壊的な影響」が生じる。
●パリ協定が努力目標に掲げる1.5℃の上昇幅に抑えるには、今は年に1.5%ほど増えている排出量を年7.6%ずつ減らす必要がある。
●社会や経済の在り方の転換が必要。
日本は、二酸化炭素(CO2)排出が多い石炭火力発電所の新設をやめ、既存のものは段階的に廃止する計画の策定の他、
企業などのCO2排出量に応じて課金する制度(炭素税)の強化も必要、と指摘。
☞詳しくは、UNEPのホームページ(英文) をご参照ください。グラフや図も掲載されています。