９月２９日（土）、弊協会や県・長野市などからなる実行委員会主催の「信州環境フェア2023」が「Action for ゼロカーボン」をテーマに長野市芸術館・長野市役所で開催されました。信州大学農学部准教授　伊原正彦先生による「二酸化炭素を食品やプラスチックに変えるカーボンリサイクルの可能性」と題した基調講演は、映画「もののけ姫」のラストシーンの意味を深掘りした、興味深い内容でした。自身の競技活動や私生活における温室効果ガス排出量実質ゼロを目指しているノルディック複合の渡部暁斗選手によるゲストスピーチには、荻原健司・長野市長がサプライズ登壇し、オリンピアン同士ならではの話に花が咲きました。
事例取組発表では、今年の脱炭素チャレンジカップで受賞した佐久平総合技術高等学校の酒粕を活用した「カスを価値に」の取組や、トヨタUホールディングスの水素への取組、ＳＤＧｓを実践する宿泊施設として国際認証されている上高地帝国ホテルの取組と、興味深い報告がなされました。これらは、ユーチューブでも同時配信されましたが、アーカイブでも見られますのでご確認願います。＊ユーチューブはこちら⇒信州環境フェア2023 – YouTube
このほか、体験コーナーには夏休みに入った多くの子供達が参加しました。
弊協会では長野市センターがエコドライブシミュレーターを中心に出展しました。ガソリン代が高騰している昨今、環境にもお財布にも優しいエコドライブに多くの方に関心を持っていただけました。

渡部暁斗選手と荻原健司市長

長野市センター出展風景