IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書 第3作業部会報告書 公表
2022.04.08レポート
2021年8月に第1作業部会(自然科学的根拠)が発表した報告書では、地球温暖化が人間活動によることを「疑う余地がない」と指摘。
第2作業部会(影響・適応・脆弱性)の報告書では、「人為的な気候変動が自然や人々に広く悪影響と損失・損害を与えている」と断言しました。
今回発表された第3作業部会(気候変動の緩和)の報告書では、各国が発表している目標を合せても今世紀末には2.8℃上昇のおそれがあり、気温上昇1.5℃目標達成には、さらなる対策を講じて、温室効果ガス排出を2025年までに減少に転じる必要がある、としています。